全北地域癌センター
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全北地域癌センターは国家で指定をして、国家と地方自治体、そして全北大学病院が負担して建設した「総合型癌専門センター」です。地域癌センターの究極的な設立目的は、疾患のうち死亡率が最も高い「癌」を克服して地域民の安寧を図り、癌治療で消費される社会的損失を防ごうとすることです。 このような目的達成のために、全北地域癌センターは癌治療のための先端装備の導入と医療陣および研究陣の拡充で癌診療と研究を先導しており、癌予防および広報、教育事業、癌登録事業、ホスピス・在宅癌患者管理事業、癌生存者管理事業などの癌管理事業を推進しています。
このような事業を推進するために、全北地域癌センターは地域拠点癌センターとして地域住民と地域社会、関連団体などと有機的な連係を結んでおり、地域住民の癌に対する認識改善、効率的な癌予防と管理、全北地域の癌克服および癌死亡率の減少、そして地域民の生活の質向上と安寧に向かった求心点の役割を遂行しています。
Q & A
癌センターはどんな施設を整えているんですか?
- 癌センター内部には癌センター固有の事業を進行するための多様な施設がそろっています。癌診断のための放射線同位元素を生産するサイクロトロン研究所をはじめとして、癌診断と治療のための最新装備のPETセンターと放射線腫瘍学科、外来診療室および健康増進センター、手術室と手術支援施設、癌病棟およびホスピス緩和医療センター、癌管理事業室などがそれです。癌と各種病気に対する研究を進行することになる臨床試験センターも癌センター構内にあります。
癌センターが最も重点を置いている部分は?
- 癌センターを通じて期待する究極的な効果は、道民の生活の質を高めることです。その代表的な部分がまさに道民が全北地域癌センターで癌のような重症診療を受けられるようにすることです。
癌早期検診と良質の診療サービスを通じて、道民が健康な生活と質の高い生活、さらに長い人生を生きていく一助となることができないかと思う希望も抱いています。
癌患者診療システムと関連して最も重点を置いて準備する部分は何か?
- 癌患者1人に対して、内科、外科、映像医学科、病理科、診断検査医学科等からなるチームが「Fast track」をなして、最大限早く診察・検査・判読して手術する過程を経ることになります。癌センターでは初めての来院後、1~2週間以内にすべての過程を経て手術まで終えるシステムを整えています。もちろん現実的な困難もありますが、各チーム別に最も効率的な診療システム提供のために努めています。
最近、医療はどれくらい最新装備を整えているのかも大変重要ですが、新しく導入された癌センター装備はどんなものがあるんですか?
- ダヴィンチSロボット手術機、映像誘導放射線治療機(IGRT)、放射線特殊撮影機、デジタル乳房撮影機、ガンマナイフ、内視鏡手術システムなどがあります。
最先端ロボット手術機器のダヴィンチSは人の手ができる領域を超えた細かい手術と傷跡を最小化する「最小侵襲」手術で最近脚光を浴びている手術装備です。特にこの装備は肉眼で見るより最大15倍まで拡大した3次元画面で患者の手術部位を見て手術が進行されるため、大変精巧で細かい手術が可能です。ロボットアームが人間の手のように自由自在に回転して、手の震えが全くないので安全な手術が保障されるということも大きな長所です。
また、開腹しない状態で手術が進行されることによって傷跡がほとんど残らず、手術後の回復が非常に早くて合併症発生の可能性を最小化したという点も最近この手術が脚光を浴びている理由にあげられています。ダヴィンチロボット手術機器は多様な領域の癌手術に利用されています。泌尿器系癌の前立腺癌をはじめとして、甲状腺癌、子宮癌、胃・食道関連癌、大腸癌など細かい手術が必要な癌治療に利用されています。この他に心臓手術、腎臓疾患手術など多様な用途で活用できます。全北地域癌センターはダヴィンチSの導入のために、保健福祉部15億ウォン、全羅北道3億ウォンなど総18億ウォンの支援を受けました。
IGRTは癌放射線治療のための最先端装備です。CT、MRI、PET、SPECTなど多媒体映像と連係して病変の正確な位置と体積を確認した後、その部分に放射線を照射し、癌細胞だけを破壊する方式を使う先端機器です。放射線組織の活動も、放射線に対する感受性などを正確に評価して必要な量の放射線を投与し、副作用を最小化して効率的な治療ができるようになります。
デジタル乳房撮影機はmm単位の早期乳癌と乳癌前段階の微細石灰化まで発見できる乳癌早期検診装備です。 内視鏡手術システムは最近傷跡を最小化して、既存手術と治療効果が似ていて脚光を浴びている内視鏡手術のための専用手術室であり、手術情報を外部専門家と共有して効率的に手術を進行できる先端システムも整えています。
この他にも5mm早期癌まで検診可能なPET/CTと無血脳手術機器ガンマナイフなどがすでに導入されて稼動中です。癌センターの地下には核医学装備のPET/CTの放射線同位元素をつくりだすサイクロトロン研究所が入って効率的な癌検診を支援することになります。